親知らずの抜歯

親知らずの抜歯について

親知らずを抜歯したら腫れるの?

親知らず抜歯したら腫れる?親知らずの抜歯には、程度の差こそあれ「腫れ」がつきものです。これは歯を抜いたときに起こる、ある意味正常な身体の反応です。
ただ、腫れが起こらない方がいいですよね。当院では、親知らずの抜歯による腫れを最小限に抑えるための取り組みを行っております。
たとえば、横を向いているような複雑な状態にある親知らずの場合、「歯ぐきの切開→抜歯→縫合」という手順のうち「縫合」が特に重要なポイントになります。傷口を隙間なく完全に閉じるのではなく、あえてわずかな隙間を空けて縫合することで、血液やリンパ液の流れる余裕が生まれ、腫れが最小限に抑えられます。傷口に隙間を空けることをご不安に感じられるかもしれませんが、感染症予防のための抗生剤や消毒を適切に行えば心配は要りません。
もちろん、「いくら腫れても構わない、傷口が空いているのは不安」という方には、完全に傷口を閉じた縫合をすることもできます。どちらを選ばれるかは、診療時に相談の上で決めていただけますので、ご安心ください。
こういった一見小さな技術を組み合わせにより、腫れは一定程度抑えることができるのです。

やまだ院長のここだけの話

みなさん、明日も仕事があるので――
親知らずの抜歯がうまくいっても、歯ぐきが腫れたら困りますよね?
抜歯後もできるだけ腫れないように致します。ぜひ梅田の当院に親知らずの抜歯をお任せください!

親知らずの抜歯は痛いの?

痛みは腫れと違い、個人の感覚が占める要素が大きいため、コントロールが難しいことは否めません。
当院では、切開を必要最低限に留めること抜歯そのものの技術の向上により、少しでも親知らずの抜歯による痛みを抑えるよう努めております。また、親知らずの抜歯後にできる限り安静にすること、我慢せずに痛み止めを服用することで、さらに痛みを低減させることができます。

親知らずの抜歯後の食事はどうすればいいの?

食事のタイミング

親知らずの抜歯後の食事は、抜歯の困難性の程度や麻酔の効き具合により異なりますが、2~3時間が経過しても痛くて食べることができないと思います。なので、あらかじめ抜歯の前に食事を摂ってご来院ください。親知らずの抜歯後はダイエットです。というのは冗談ですが、例えば、お昼ご飯を食べてから親知らずの抜歯をした後、その日の夜は栄養ドリンクやゼリーなどにしておくと良いでしょう。次の日の朝には食べれるようになりますので、ご安心ください。

食事の内容

親知らずの抜歯後は、簡単に言えば口内が傷ついた状態であり、また麻酔により口内の感覚が鈍くなっている状態です。
食事内容には気をつけなければなりません。
ここでは、抜歯後に食べていいもの、お勧めしないものをご紹介いたします。

食べていいもの
やわらかく、消化に良く、刺激の少ない物が適しています。
シチュー、ゼリー、ヨーグルト、雑炊、御粥、豆腐類、野菜の煮物、スープ、スムージーなどがその代表です。なお、うどんやそばをここに記載していないのは、すする動作により縫合が外れてしまうリスクがあるためです。
飲み物については、アルコールを避け、温めのものをお勧めします。
お勧めしないもの
硬いもの、刺激のあるもの、アルコール類は避けましょう。
うどんやそばなどは消化には良いのですが、「すする」ことで縫合が外れてしまうことがあるため避けてください。硬めに炊いたお米なども、抜歯後の穴に入り込んでしまうことがあるため、避けた方が無難と言えます。

親知らず抜歯が経験豊富なドクター

愛歯やまだ歯科だからできる難症例の親知らずの抜歯

当院の院長は、これまで数多くの抜歯治療を経験して参りました。
捻じれた親知らず、横を向いた親知らず、埋まったままの親知らずなど、難症例と言われる親知らずの抜歯への対応も可能です。
親知らずの状態は、患者様によって実に多くのパターンがあり、患者様の数だけ症例があると言っても過言ではありません。これらにいかに対処すれば腫れ・痛みが少なく、また予後が良くなるかを熟知しておりますので、安心してご相談いただければと思います。
親知らずの中には、「生えているけれど抜く必要のないもの」「埋まっているけれど抜いた方が良いもの」が存在します。将来的なリスクを含めてアドバイスいたしますので、「抜歯が必要なのかどうか分からない」という方もお気軽に梅田茶屋町の当院へご相談いただければと思います。

妊娠前の親知らずの抜歯

妊娠前の親知らずの抜歯妊娠中は、ホルモンバランスが乱れ、口内で炎症が起こりやすくなります。特に親知らず周辺は、妊娠中に痛み・腫れが生じるケースがよく見られます。
そのようなことを避けるため、妊娠・出産を考えられている方は、親知らずの痛みがなくとも一度受診していただき、妊娠前に親知らずの抜歯を検討されることをお勧めします。妊娠中の麻酔は、一般的に胎児への影響はないと言われていますが、やはりご両親の立場になって考えると「影響はないと言われている」ではご不安が残ることと思われます。
妊娠中の痛み、腫れはお母様のストレスにもなります。また、妊娠・出産・産後は治療の時間を確保することも難しくなりますので、やはり妊娠前に一度ご相談いただくことをお勧めします。
なお、妊娠中に親知らずが痛み始めたという方も、当院にご相談ください。その際は必ず、妊娠中であることをお伝えください。

やまだ院長のここだけの話

元気なうちに親知らずを抜歯しましょう!