歯周病・歯内療法

歯周病

このような症状でお悩みではございませんか?

  • 歯ぐきがさがってきた/歯が長くなったような気がする。
  • 歯ぐきが痩せてきた。
  • 歯ぐきに腫れ、赤みがある。
  • 冷たい物がしみることがある。
  • 歯がぐらついている。
  • 歯と歯の間が広くなったような気がする。
  • 起床時に口内が粘ついている。
  • 口臭がひどい。

歯周病の原因とは?

歯周病は、歯周病菌への感染によって起こる病気です。
ブラッシングの不十分、食事内容の偏りなどにより歯周病菌が繁殖し、プラークが溜まると、腫れや赤みなどの炎症を引き起こします。歯と歯ぐきの境目の隙間(歯周ポケット)が深くなり、そこへ細菌が侵入・繁殖することでさらに除去が難しくなり、進行します。
私たちが生きて生活している以上、口内細菌そのものをゼロにすることはできません。できるだけ少ない状態を作りだし、その状態を保つことが重要です。
歯周病リスク因子としては、歯ぎしり、喫煙、ストレス、糖尿病や骨粗しょう症などの全身疾患なども挙げられます。

歯周病検査

歯周病は、自覚症状がほとんどないまま重度にまで進行します。そのため、歯科的に、客観的に判断できる歯周病検査は早期発見・早期治療のためにも非常に有効です。
器具を用いて歯周ポケットの深さを測る検査、X線により顎の骨の状態を観察する検査、プラークを調べる検査、細菌検査、歯の揺れを診る動揺度検査などがあります。
歯周病の症状が現れている方はもちろん、歯周病の自覚はないけれど心配という方も、お気軽にご相談ください。

歯周病治療

歯周病の治療は、地道で根気の要るものです。しかし、適切に行えば、効果の実感しやすい治療でもあります。
阪急梅田から徒歩5分の愛歯やまだ歯科では、ブラッシング指導、スケーリング、ルートプレーニングなどの歯周病治療を行っております。

ブラッシング指導

自己流のブラッシングは、長年の習慣によって磨ける場所が偏りがちです。万遍なく磨いているつもりでも、そもそもブラシが届いていなかったり、不十分であることは珍しくありません。
また、せっかく歯医者さんできれいにした口内も、その状態を維持できれば意味がありません。毎日の正しいブラッシングは、歯周病治療・予防に非常に有効です。
愛歯やまだ歯科では、患者様だけのオリジナルのブラッシングを指導しております。磨けていない箇所や、歯並びによって磨きにくくなっている箇所を指摘した上で、適切なブラッシング方法や歯ブラシの選び方をアドバイスいたします。

スケーリング

スケーラーと呼ばれる特殊な器具を用い、歯の表面の歯石や細菌を除去します。

ルートプレーニング

歯周ポケット内部の歯石や汚れたセメント質を除去し、歯根の表面をツルツルにして、歯肉と歯根の再付着(歯周ポケットの改善)を促します。

やまだ院長のここだけの話

口が臭ければ、口を覆います。
口が臭くなければ、思いっきり口を開けて笑うことができます。
歯周病を治すことにより、口臭がなくなり、大声で笑えます。笑顔が美しい――それが健康に繋がります。

歯周病と全身疾患との関係性

近年の研究により、歯周病といくつかの全身疾患との関連性が指摘されています。
糖尿病などの生活習慣病や心臓病、骨粗しょう症を誘発することがあり、お口だけの問題ではないことが明らかになっています。
若いから、軽度だから、と放置するのではなく、早い時期に検査を受け、歯周病予防・治療に努めることが、全身の健康を維持することにもつながります。

歯周病についてこんな質問がありました!

歯周病になると口臭が強くなりますか?

歯周病になると、かなり口臭が強くなってしまいます。できるだけ早めに梅田の当院へご相談ください。

一度歯周病になってしまうと完治は難しいのでしょうか?

努力次第によっては治ります。一緒に完治に向けて頑張りましょう!

歯周病を放置しておくとどうなりますか?

歯周病がどんどん進行して、最終的には歯が抜けてしまいます。その場合には、入れ歯やインプラント、ブリッジなどを検討しなければなりません。恋人が離れていくかもしれませんよ。

歯周病予防のために何をすればいいですか?

歯磨きをしっかりとすることが大切です。そして、しっかりと歯科医院に通って頂ければと思います。

歯磨き粉はどのくらいの量、使用するのが良いのでしょうか?

歯磨き粉は、ちょっとだけしか使わないことをおすすめします。歯磨き粉がお口の中に広がってもプラークは取れないので、安心してはいけません。歯磨き粉がちょっとだけでもしっかりと磨けていることが大切なのです。

歯ブラシはどのくらいで交換したらいいですか?

歯ブラシの毛先の弾力がなくなったぐらい、だいたい1ヶ月で交換しましょう。愛着を持たないようにしましょう。

歯内療法~歯を残したい方へ~

このような症状・状態ではございませんか?

  • 眠れないほどの歯の痛み、うずき
  • 歯の根の辺りの歯ぐきが腫れている
  • 神経を抜いたのに痛みがある
  • 虫歯の治療中に通院を止め、放置してしまっている

歯内療法とは?

歯内療法とは、いわゆる「根管治療」のことです。
根管(歯の根)までが細菌に侵された重度の虫歯の場合、根管内を清掃・殺菌して封をし、以降細菌が入らないようにする必要があります。
歯内療法には、清掃・殺菌を徹底して行う根気と正確な技術が必要です。重度の虫歯において最後の処置とも言える「抜歯」を回避するための手段です。歯の根だけでも残しておくことで、被せ物による機能性・審美性の回復が可能になったり、抜歯によって起こる歯並びの乱れを防ぐことができます。
いわば、重度の虫歯であっても歯としての可能性を残すことができる療法と言えます。

歯内療法の流れ(抜髄の場合)

感染した歯髄を除去

細菌に侵された歯髄を取り除きます。

根管内の清掃

根幹内を徹底的に清掃し、侵された歯質を取り除きます。

根管内の殺菌

細菌を残さず除去するため、根管内を殺菌します。(根管内がきれいになるまで繰り返し行います。)

充填

薬剤を根管内に詰めます。

詰め物を入れるまたは被せ物の取り付け

もとの機能と審美性を回復させるため、詰め物を入れる、または被せ物を取り付けます。

やまだ院長のここだけの話

歯の根は縁の下の力持ち――土木工事が一番大事です。
土木工事は、土の中に柱を入れてガチっと固めていきます。歯内療法も同じように、根の中に薬剤を入れてガチっと詰める。だから、歯内療法は土木工事が大切なのです。

歯内療法についてこんな質問がありました!

神経を抜いたのに痛みがあるのはなぜでしょうか?

神経の切断面にまだ知覚(感覚)が残っているから痛みがあるのです。知覚(感覚)が残っている原因は、神経が残っている(残髄)や抜髄後の感染などです。痛みがある理由として、もう1つは、神経を取ったけれども、その痛む歯が上の歯と当たっているというときには、痛みが出てしまいます。

歯内療法(根管治療)は何回ぐらい通院が必要なのでしょうか?

それは、ケースバイケースですが、これだけは本当にお一人お一人によって異なります。実際に治療が始まる際に、きちんとご説明致します。

根管治療中ですが、痛みがあるのですが大丈夫でしょうか?

いつかは必ず痛みが取れますので、ご安心ください。